2023年に見たアニメを振り返る
2023年に始まったアニメを振り返ってみようと思います。
まず2023年冬春夏秋とシーズンごとに分けて見たアニメを列挙してみます。
2023冬
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2
おにいちゃんはおしまい!
TRIGUN STAMPEDE
あとは2022秋アニメから2クールで放送されていたブルーロックと弱虫ペダル
2023春
推しの子
機動戦士ガンダム 水星の魔女
マッシュル
2023夏
呪術廻戦
スパイ教室
NieR:Automata Ver1.1a
魔王学院の不適合者Ⅱ
幻日のヨハネ
2023秋
葬送のフリーレン
SPY×FAMILY Season2
陰の実力者になりたくて!2nd season
盾の勇者の成り上がり Season3
シャングリラ・フロンティア
アンデッドアンラック
ざっと書き上げてみました。最初の数話だけ見て止まっているものは除いて、全話視聴したもの、最新話まで視聴しているものだけ挙げました。
この1年間は平均すると毎シーズン5作くらい見ていたようです。
続編として見たものを除くと新作の完走率低すぎますね……
どうやら僕は旧作を見ている時間の方が圧倒的に長いんですね。
2023年のアニメでオススメを選ぶとしたらどれかなーと考えたのですが、正直僕が完走したアニメのほとんどはどれもオススメされずとも視界に入るようなそれなりに話題になったものばかりな気がするので現時点では該当なしですね。5年後くらいにおすすめを聞かれたらおにまい、スパイ教室あたりを挙げるかもしれないです。
もし僕が列挙したアニメの中で気にはなってたけど見なかったというものがあれば、ここで目にしたのも何かの縁と思って視聴してみてはいかがでしょうか。
こうして1年見てきたアニメを振り返ってみると自分の傾向みたいなものが少し見えて面白いです。2024年はもっと新規のアニメを最後まで見るのを頑張ってみようかなと思ったり。来年の今頃にまた振り返りをするのが楽しみです。
雑な日記、雑記
2023年ももうあと僅かになりました。
今日は今後のブログの内容を考えてみる日にします。
・アニメの感想
完走したアニメの完走を書き残したいなーと思って始めたこのブログですが、始めてみて思ったのは、記事にまとめられるほどの感想を持つの難しいなーってことです。
一応前回のアニメの感想を書いてから約20作ほど新規に視聴して完走しました。
1か月で10作くらいのペースですかね。短いものだとOVAや劇場版アニメで1作品視聴するのに2~3時間くらいでしょうか。この期間に見終えたアニメで一番話数の多かったものはアニメ版デスノートでした。本編が37話でした。アニメ放送当時は全く見ていなくて、実写映画は見たことあったのですが、アニメの方が後発だったんですね。実写版は昔に見ましたし、さすがに有名作品すぎて大まかなストーリーは知っている状態での視聴でしたがまあ面白い。架空の道具や特殊能力を使う話って自分ならどう使うか想像するのが楽しくていいなって思います。
あとは進撃の巨人の完結編があったのでファイナルシーズンの最初から見返して、最後はdアニメで配信された直後に視聴しました。これも同じくらい話数あったかもですね。感想はここに書くと雑記の域からはみ出しそうなので別の機会に。
ブログに感想を書き残すにあたって、連続した作品の場合シーズン単位で別作品として扱うかまとめて1つの作品とするべきか悩みどころだなと思ってます。長いアニメだと特に、2期までは好きだけど3期からはうーん…みたいなことがあったりして。
とかなんとか書きながら思ったのですが別にこのブログの趣旨はアニメの評価ではなく見て感じたことを書き残すことなのでもっと大雑把に思ったことを書けばいいんですよね。ついついレビューをするような視点で見てしまいますが、もっと浅いところの、思考の前段階にある純粋な感覚を残したいですね。
・他にブログに書き残したいこと
2023年ももう終わるので、今年見たアニメ(今年放送のもの)の中からいくつかピックアップして振り返る記事を書いてみようかと思います。多分次の記事で。
2024年は1か月ごとに見たアニメをずらっと書き出してみるのもいいかなと思ってます。1作毎に見たものすべてに感想が溢れてくるとも限らないなーというのを感じたので。とりあえず並べてみたら何か再発見があるかもないかも。
それからそれから、アニメを色々見ていると当たり前に受け入れてるけどこの表現なに?みたいなことに時々思い当たることありますよね。最近だと六角形バリアの初出なに?ってちょっと話題になってましたし、僕のブログではニャッキの目が×になるやつについて少し触れました。目が×になる描写についてはその後新たに少しわかった情報があるので記事にしようと思ってます。
そういう漫画的表現って大なり小なり過去の無数のアニメや漫画が積み重なってきて生まれたものだと思うので、できることならその歴史を辿れるようにしたいと思っています。時間が経てば経つほど過去の作品にアクセスするのが難しくなるような気もしているので未来の人にあまり期待せず、今残せる情報は今残したいです。
理想は僕と同じようなものに好奇心が向いてしまった人がこのブログにたどり着き、スッキリしてくれることですね。そういうのたまにありますよね、個人が書いてるブログにしか情報が残ってないマイナーなトラブルシューティングとか。それのアニメ版を担えたら最高です。
今後のブログの方向性がなんとなく見えたような気がするので今回はこのあたりで。
フリーレンの作中描写で視聴者から突っ込まれていることについて思うこと
これを書いている12/11現在、フリーレンのアニメ14話まで見ました。
原作漫画は読んでいません。
作品そのものの面白さの是非ではなく、あくまで色々突っ込まれていることに対して思うことを書きます。
ファンタジーの世界なのに○○があるのはおかしいという指摘。僕は突っ込みを入れている側に賛同してしまいますね。
探せば他のファンタジー作品でも同様の事例はいくらでもありそうなのになぜフリーレンが殊更この指摘を受けるのか、という所を考えました。
まず一つ軽めの理由としては有名税。単純に視聴者数が多いことで細かい部分まで見られてしまっているということ。これは今回は一旦置いておきます。
本題
理由としてはアニメ化にあたって認識のすれ違いが起きてしまっているのかなと思います。アニメからこの作品を見始めた人は第一印象としてこれをリアリティライン高めのファンタジーだと認識してしまっていると思います。初回放送では枠を拡大して2時間スペシャルと放送したところからも、本作は力の入った作品なんだと視聴者に思わせた所があります。僕自身、エルフという超長命種族が勇者のパーティーにいたらその後をリアルに描くとこうなるよねっていう所が本作のスタートだと思って見ています。
ステレオタイプなファンタジー世界をベースにした作品なわけですが、ここで一つ視聴者間でも認識が別れるのが、ステレオタイプなファンタジー世界という所。
初め数話を見た時点で視聴者は、これは中世ヨーロッパ的な世界に魔法があって、魔物がいて、異種族がいて、というタイプのファンタジー世界なんだなと認識します。(中世ヨーロッパがベースとは一切明言されずとも視聴者はそう捉えてもおかしくないだろうということです。)
視聴者が数話見て無意識に設定した葬送のフリーレンの世界のリアリティラインから大きく外れた描写が突然放り込まれてきたら、やはりそこを突っ込むなというのは無理があると思います。
この手の問題で言及されがちな日本語喋ってるじゃん問題は問題でないと思います。それは作品のリアリティラインを視聴者が探っている時点から日本語を話しているから。それはそういうものとしてインプットされるわけです。
一方で、ずっと日本語ベースで会話している作品で突然英語しか話さない外国人キャラが出てくると、今まで喋っていたのは視聴者に向けて翻訳したわけではなく本当に日本語を話してたんだ!となります。
たまにありますよね、作中でも多言語が使われていることを描写する作品は。
結び
僕の個人的な感覚では初期から出てくるものはその世界はそういうものとして定義される。しかし世界認識が視聴者の中に出来上がってしまった後にそこから外れたものを出すとおかしくなるというところで着地しそうです。
フリーレンをどの程度高尚なファンタジー作品として捉えているかによって視聴者のツッコミの妥当性が変わると思います。僕は最初の印象でリアリティーラインを高めに置いてしまったので紙巻きタバコの登場も気になってしまいました。でも全部そういうもんとして飲み込んで楽しい要素を享受したいと思いながら15話以降も視聴しようと思っています。ツッコミどころはありますが、全体として見たときに面白いか面白くないかで言うなら面白い側のアニメだと思いますしね。
突っ込みどころを作品中に見つけた場合に視聴者が得をする見方としては、どんな設定を後付けすればそのおかしな要素に整合性をつけられるのか想像して楽しむのが良いと思います。
久しぶりに文章を書いたのでかなり散らかった文になってしまいましたが、今思っていることを残しておこうと思いました。
おまけ
ハンバーグ名称問題をあえて僕なりに屁理屈こねてみます。
フリーレン世界にはドイツ語あるいはそれに酷似した言語が存在しているであろうことは人名などからもわかります。それならば地名としてのハンブルクは存在せずとも、ハンブルクという地名の由来になった言葉は存在していてもおかしくない。
調べてみたところハンブルクHamburgという地名は古くはHammaburgであり、
Hammaとburgにまで分解すればそれぞれに意味を持つ言葉のようです。
よって地名としてのハンブルクが存在せずともあの世界ではハンバーグなる単語が創造されるに至ったのだとこじつけてみました。
はたらく細胞【アニメ感想】
今回ははたらく細胞を視聴した感想を書きます。
アニメは既に3期まで放送されていますが、今回の視聴範囲は1期(1~13話)です。
この作品は、原作コミックス第一巻の表紙からもわかるように、赤血球と白血球(好中球)の2人を主人公としながら、血球の目線で人体の仕組みを、ほぼ1話完結のストーリーで見ていく内容です。
良いところ1! 表現の変換がうまい
まず全体として視聴した感想として、血球の機能のデフォルメが工夫されていると思いました。デフォルメが工夫されているというのがどういうことかと言いますと、血球の実態を忠実に擬人化しているわけではなく、知識を持たない人が最初はとりあえずこれだけ知っておけばOKという点に集中して、部分的に現実的でない要素を入れてエンタメとして昇華させているということです。
誰でも思うところで言えば白血球はナイフで細菌を一刀両断なんてことはしないわけですが、これはまあ知識のない人も誇張だとわかって見るところだと思います。
一方で、細胞の寿命については割とノータッチなんですよね
白血球はもって数日の命だし、血小板ちゃんも10日程度、赤血球さんはおよそ120日が寿命ですので、そこをリアルに表現してしまうと物語が成り立たなくなるわけです。
それから、細胞の大きさについてもあまり触れられていませんが、現実に即した描写にすると直径で比較したときにマクロファージさんは赤血球さんの2倍近い大きさになってしまう。これをリアルにしたら…それはそれで面白かったかもしれないですね笑
フィクションでありながらも、テーマは人体のリアルな仕組みですから、どこまでリアルを無視した表現をするか、非常に難しいところだと思います。
実態で言うなら赤血球がどこに酸素を運搬するか思考することはないでしょうが、そこを郵便屋さんのようなイメージで擬人化して身近なものとしてイメージさせるのはうまいと思います。赤血球が流れる仕組みよりも全身へ酸素を運搬する機能の方に焦点を当てたデフォルメですね。
良いところ2! 自然に正しい知識が刷り込まれる
第7話がん細胞の回では駆け足気味ながらしっかりとがん細胞ががん細胞である理由について触れられていました。つまり正常な細胞と、機能に異常があるががん細胞ではない細胞、そしてがん細胞があるわけですが、一定の条件を満たさない限り機能に異常がある細胞であってもがん細胞ではないんですね。作中に登場したがん細胞君はがん細胞の要件をしっかり満たしていました。
作中で酸素ボンベが登場するシーンがあるのですが、この酸素ボンベがちゃんと黒色のボンベで白色文字なんですよね。特に突っ込んで語られることのない地味な要素でありながら、現実に即した描写がされているところはキッチリしているなあと感心しました。日常生活で目にするガスボンベというと灰色の物を想像すると思いますが、あれも規定にしたがって色分けされて灰色なんですね。
総評
アニメを見ることの良さ、創作物全般に言えることかもしれませんが、自分の中にないものを摂取できることが良さの一つとしてあると思っています。
はたらく細胞は多くの人にとって人体の仕組みを知る入口としてのハードルをぐっと引き下げてくれる優しい作品であると感じます。科学的なことが少しでも好きな人であれば楽しく見られるのではないでしょうか。
2期、3期もありますので、いずれそちらも視聴したら感想を書き残したいです。
このアニメを見て誇張表現と現実的な描写をすべて識別できるようになったらあなたは細胞マスター!かも?
ニャッキ【アニメ感想】
記念すべき第一回の記事です。
ニャッキ(Knyacki)を視聴しました。
一発目の記事がニャッキ!?ニャッキって!アニメだけども、クレイアニメやないかい!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
アニメの感想をテーマにブログを作成することを考えたときにアニメ作品かそうでないかの線引きをどこに置くかを考えました。手書きの絵をベースにパラパラ漫画の要領で動かしている作品というのが基本的なアニメーションのイメージだと思います。でも現代では全編CGで作られているものもありますよね。今回の記事のテーマに選んだニャッキはクレイアニメですから紙とペンで描かれるものではありませんし、ものによってはクレイアニメでなくても実写映像を多分に含んだ造りの作品もあります。どこまでがアニメか、ということについては私の感覚を基準にアニメだと見做したものはすべてアニメ作品として扱っていくことにします。
NHKで放送されていたクレイアニメ、なにかしらは見た記憶があるという人が多いのではないでしょうか。
ニャッキは1995年より放送されているそうです。調べてみたところ現在でも放送されているんですね。
今回はdアニメストアにて視聴しました。Wikipediaによるとニャッキは49話まで制作されているそうですが、dアニメストアでは1~15話までが公開されていました。アマプラも確認しましたが15話まででした。23年10月現在
感想
ニャッキは動きが愛らしいところがいいですね。鳴き声にも小動物的な可愛さがあります。キュートな見た目ですがアニメの内容は結構バイオレンスなところもありこれは子供の記憶に濃~く残るだろうなという印象。
見ていてふと思ったのですがニャッキは苦しむときや驚いたときに顔が×になるんですよね。両目がそれぞれ×になる表現ではなく顔全体に大きな×になるというのは珍しいよなあなんて思いました。笑顔の時は^^なんですけどね。
それからこのアニメ人語を話す存在が出てくるんですね。芋虫がにゃーにゃー鳴いてる印象しかなかったので意外な発見でした。
無垢な可愛さに触れたいという方におすすめのアニメです。
16話以降も機会があれば視聴したいですね。
はじめに
2023年10月5日、ふとした思い付きでブログを始めてみることにしました。
アニメや映画を見た後に抱く感想を後から振り返れる形で残そうという理由です。
そのため、扱う内容としてはアニメ関連のものが主となる予定です。
視聴環境は主にdアニメ、アマプラを利用しています。dアニメの継続月数はこれを書いている現時点で117か月らしいです。サブスクを利用し始めて約10年にもなるということに恐ろしさを感じますね。
10年といえば、キルラキルがちょうど10年前、2013年10月に放送開始したそうで。当時は録画してテレビで見ていたような記憶がぼんやりとあります。
そう、ぼんやり、なんですよね。人間の記憶はあまりにも不安定で、アニメを見たその時の感情をいつまでも記憶しておくことはほぼ不可能なわけです。漠然と、あぁ良かったよね、あのアニメ面白かったよね。具体的には。。。すぐに思い出せないけど。
印象に残ったシーン色々あるよね。ストーリーの繋がりあやふやになってるけど。
アニメから得た感動をこのように風化させてしまうことにもどかしさを覚え、どうすれば良いか考え、文にして書き記そうと思い至ったわけです。
これを書きながら頭の中でキルラキルを思い返してみましたが何周も見返している作品の一つなので内容はそれなりに思い出せました。内容は思い出せましたが、初めてテレビで視聴した当時の感動がどのようなものだったのかは思い出せませんでした。もったいないですね。どこかに書き残しておけば良かったですね。
そんなもったいないを減らすためにも今後は視聴した作品の感想を書き残していこうと思います。
そして、このブログを訪れた人にはこんなアニメあったなあ、もう一度見てみようかな。このアニメ見たことないけど見てみようかな。そういったきっかけを与えられるものとなれば幸いです。